人気ブログランキング | 話題のタグを見る

おうち改装日記 in ベルリン


by berlinbaustelle
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

今住んでいる家の改装

今住んでいる家は、
場所も良いし、それなりに安いし、日本風の低い屋根にちゃぶ台を置いたりして
気に入っているのだけれども、
不動産屋はお金にもならないボロ屋をつぶして、
高級ロフトにでもするつもりらしい。
来年までしか住めないというので、しょうがなく次の家を探したのに
家を見つけた時点で解約通知をだしたら、再来年まで住めますよ、と言う。
『えー、1か月前にオタクの●●さんと話した時は来年2月って言ってましたが……』
と言うと
『再来年まで住めるんだったら、あなたは解約しなかったんですか?
では、解約を解消して続けて住まれては。うちはかまいません』などと
しゃあしゃあと言う。
『いえ、次の家を見つけて契約してしまったので……』

万事がこの調子で、わりと適当な不動産屋。
とにかく今の家にお金をかけたくない、という意識がすみずみまで現れていて
借りた時は
お風呂場はこんな状態だった。
今住んでいる家の改装_b0135932_1955489.jpg

壁は白く塗りましたって……
水性ペンキで塗ってどうする、とツッコミたくなる状態。
床は、いったん風呂桶を出してから、
前の古いシートを剥がして新しくシートを貼った。
ペンキを塗り直したり、詰まっていた配水管を新しくしたり、
洗濯機の配水管をつなげたり、新しくランプを取りつけたり……
ピカピカにしたつもりだったけれど
5年近くも住んでいると、やはり風呂桶と壁の接着部分に埋めたシリコンが
ぼろぼろになって、ペンキも剥がれ出している。
今住んでいる家の改装_b0135932_1951020.jpg

写真にとったら
案外汚れてるなあと(笑)
普通に借りていたら、5年住めば壁を塗りなおすなど修復義務があるのだが、
『借りた時の状態に戻すこと』
が修復義務のため、
ひどい状態で借りた私には修復義務がない。
引越したら、しなければいけないことは、
唯一
掃除と、壁にあけた穴を埋めておくことだけ。

といっても、ぼろぼろの旧東独砂壁なので、ほとんど釘が打てなかったことが幸いし
穴もほとんど無し。

次の家の改装で手一杯なので、
今の家を改装しなくてすむのはとっても助かった。
# by berlinbaustelle | 2008-06-17 19:06 | 改装について

Max Mustermannの謎

さて、
改装がいよいよ完成に近づいたので
引越の手配。
3か月前に今の家を引越すと不動産屋にも書面で
Kuendigung(解約通知)を送ってあり、
次の借り主も知り合いに決まった。
ベッドや冷蔵庫など、重なってしまう物は置いていき、
使ってもらうことに。

引越前もろもろに
新聞や雑誌の購読の住所変更は電話一本。
ガスも引越は電話一本だけれど、
新居はガスメーターがなかったので、ガス会社に2週間前に連絡を入れ、
メーターを取りつけてもらうアポイントを取る。
電気会社はネット上で。
銀行などは、直接いって手配する。
暖房は、使用量を読む人とアポイントを取る。

さ、
だいたいできていた。

後は、
Nachsendeservice 郵便局の転送届け(半年分)。
15ユーロほどで書類を買って、投函するだけの簡単なシステム。
Max Mustermannの謎_b0135932_0571567.jpg

しかし、ドイツの書類の一例とされているのって
いつも
Max Mustermann マックス・ムスターマン
さんという名前。
ムスターは見本。見本・太郎さん、って感じ?
女性は、エリカ・ムスターマンなんだそうだ。
なぜ、エリカ、なぜマックス?
# by berlinbaustelle | 2008-06-17 00:55 | 引越について

家賃が違う理由?

しょっちゅう書いているけれども、
ベルリンの家賃の高騰はすごい。
私が来た頃は、まだドイツマルクだったので
それから考えると、物価&家賃の高騰は異常なほどだ。

ミッテやプレンツラウアーベルクは当時でも、人気だったけれども
まだまだ、ぼろぼろの掘り出し物物件はあったし
オシャレなブティックの間に、ぽっと昔からある寂れたお店だったり
空き地、変なギャラリーとかがあって、楽しかった。
ハーケッシャーマルクト周辺のチェーン展開のメジャーブランドの進出は
ここ数年、破壊的なほど。
ま、そういうのも無いと街に経済効果がとは思いつつ、
画一的になってしまう街並を見ると残念な気もする。

しかし、なんで皆こんなにミッテとかに住みたがるのか?
と自分を棚に上げて、友達に聞いてみた。
『一番の理由は、子ども』と、子どもを持つ友達は口を揃える。
最近ギャラリーがじゃんじゃんオープンして
なかなか面白いことになっている、ミッテ地区の北、
ブルンネン通りに交差する通りの1つに住む彼女達。
ご近所ママ仲間の一人に、
やはりこのブルンネン通りに交差する通りに新居を買ったひとがいるそうだが
ミッテ地区にも関わらず、
子どもがヴェディング地区の学校にしか入れないと言われて
裁判を起こそうとしているとか。
せっかく高いお金を払ってミッテ側に入ったのに、
ある通り1本をはさんで、こっちから北はヴェディング地区の学校
こっちから南はミッテ地区の学校、
と規定がされていたそうで、それを知らなかったために
そんな問題が起こったのだそうだ。

そういえば、最近までノイケルンに広いアトリエ付きのお家を持っていた友達も
子どもの入学に合わせて、ミッテに引越してきた。
『最近、ノイケルンは色々店もアートシーンもでてきて面白いのに、なんで?』
と水を向けたら
『自分たちが住む分には悪くないんだけど……』とその人も言っていた。

東京でもここまで地区が住み分けされているんだろうか?
実家に住んでいて、ケッコンもコドモもいない私には分からなかったが……。
しかも、都立高校とかでも越境が許されていたように思うのだが、
特殊な事情が認められたときだけだったっけ?

何にしろ、物価高は続く。
自転車、手作り、家計簿、自炊のココロ。
楽しむ倹約をモットーに、頑張らなくては。
# by berlinbaustelle | 2008-06-16 19:21 | 引越について

日本式玄関を作るコト

いよいよ、改装も完成に近づいた。

改装が始まるにあたって、
私ができればやりたいなあと言っていたのが、
日本式の玄関を作ること。
一段下がっている玄関は、外のチリやゴミがちゃんとそこでたまってくれる。
今の家では、
靴こそ入口で脱いでも、
ドアから吹き込む風で、砂やらホコリやらどんどん部屋に入って来てしまう。
ドアの側の絨毯部分は、いっつも細かい塵だらけだ。

だから、入口入って、靴脱ぎ部分くらいは、一段下げておきたいなあ
というのが私の希望だった。
隣に大音量でオンガクを聞いているフランス人が住んでいるので
音を防ぐ効果もあるということで、
相方は2つ目のドアをつけることにした。

2つ目の部屋が3つに分けられていた時に、とりつけられていた
ドアをとっておいて、それを再利用。

なかなか、いい感じじゃないでしょうか?
日本式玄関を作るコト_b0135932_21451312.jpg

# by berlinbaustelle | 2008-06-15 21:50 | 改装について
キッチン、
上半分白、下半分水色に塗りました。
キッチンはほぼ完成なので、
いまは相方が他の部屋を改装する際の作業場になっております。
キッチン、半分ブルーグレーになる。_b0135932_2350582.jpg

キッチン、半分ブルーグレーになる。_b0135932_23502433.jpg

# by berlinbaustelle | 2008-06-13 23:51 | 改装について